籠破り

吉田

2012年06月18日 12:06

 幣園では6月7日に茶摘みを終え、約1ヵ月間の製茶作業を振り返りながら、茶摘みさんや職人の為に慰労会を開きます。その慰労会の事を、茶摘み籠を破ってお終いという意味から「籠破り」と言います。

茶摘み作業をしているときは、帽子を被ったりマスクをしている方が多いので、綺麗に着替えて籠破りに来られたお茶摘みさんは、いつもより綺麗に見えて誰だかわからなくなる方もいらっしゃいます。(笑)

年に一度のお茶摘み、年に一度の籠破り、最後を締めくくるに相応しい、それはもう盛大に飲んで食べてしゃべって笑っておお賑わいでした。

帰り際に、「また来年もよろしくお願いします」とこちらが言うと、「また来年会いましょう」言われるとなんだか少し寂しいですが、また一年しっかりお茶を育てていこう!という気持ちになります。

なにはともあれ、無事今年もおいしい新茶が採れたことにホッとしています。

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